top of page
イワシノコバン

イワシノコバン

Nerocila phaiopleura Bleeker, 1857

 

「イワシノ~」という名ではあるが、サバ・サワラ類などにも寄生する。ウオノコバン同様に底板がトゲ状に後方へ伸びるが、胸節から尾肢にかけての黒色線が2本(ウオノコバンはさらに中央に1本)で、胸節中央が生鮮時は黄色から薄黄緑色になる。

 

【分布】日本のほか、南アフリカ、クウェート、香港、オーストラリアなど広範囲に分布

【宿主】マイワシ、カタクチイワシ、マサバ、サワラなど

 

※標本や情報を募集しています。見つけた方は「そちらにおるおる?(準備中)」からぜひご一報ください。

  • Hata, H., Sogabe, A., Tada, S., Nishimoto, R., Nakano, R., Kohya, N., Takeshima, H., & Kawanishi, R. (2017). Molecular phylogeny of obligate fish parasites of the family Cymothoidae (Isopoda, Crustacea): evolution of the attachment mode to host fish and the habitat shift from saline water to freshwater. Marine Biology, 164(5), 105.

  • 魚種や寄生部位、色は有用な情報ですが、それだけではウオノエ類の正確な種同定(種を特定すること)はできません。成長によって形も変化しますので、掲載写真との絵合わせも参考程度としてください。

    当サイトでは、可能な限り最新の科学的知見に基づいて情報を発信していますが、引用に当たっては各自の責任でお願いいたします。運営者は当サイトの利用によって生じるいかなる不利益に対しても責任を負いません。

    当サイトで公開している写真および文章についての無断使用は固くお断りいたします。教育目的の使用については柔軟に対応いたしますので、別途ご相談ください。

bottom of page