トビウオエラヌシ
【エラヌシ属】
Mothocya melanosticta (Schioedte & Meinert, 1884)
標準和名の通り、トビウオ科魚類のエラに寄生する。日本ではかつてサヨリヤドリムシに対応する学名としてM. melanostictaが用いられていたが、Bruce (1986)によってそれらは別の2種（M. sajori、M. parvostis）として記載された。
【分布】日本、台湾、ハワイ、オーストラリアなど
【宿主】ツマリトビウオなど
色
Bruce, N. L. (1986). Revision of the isopod crustacean genus Mothocya Costa, in Hope, 1851 (Cymothoidae: Flabellifera), parasitic on marine fishes. Journal of Natural History, 20(5), 1089-1192.
魚種や寄生部位、色は有用な情報ですが、それだけではウオノエ類の正確な種同定（種を特定すること）はできません。成長によって形も変化しますので、掲載写真との絵合わせも参考程度としてください。
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