トビウオノエ
【カタウオノエ属】
Glossobius auritus Bovallius, 1885
名前のとおり、トビウオ科魚類の口腔に寄生する。標準和名はNunomura (1992) が北硫黄島近海のヒメアカトビから得られた個体をもとにGlossobius ogasawarensisとして新種記載(のちにシノニム)した際に提唱されたもの。カタウオノエ属はヒゲブトウオノエ属によく似るが、第一胸節の前側方部が張り出さない。
【分布】日本など
【宿主】トビウオ科魚類
色
Nunomura, N. (1992). Three cymotoid [sic] isopods collected from the sea off the Bonin Islands. Bulletin of the Toyama Science Museum, 15, 35-45.
魚種や寄生部位、色は有用な情報ですが、それだけではウオノエ類の正確な種同定(種を特定すること)はできません。成長によって形も変化しますので、掲載写真との絵合わせも参考程度としてください。
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